
今回は、海外FX業者であるExness(エクスネス)について専業トレーダーである筆者がとことん解説していきます。
最近になって日本でプロモーションを積極的に行っている海外FX業者です。
結論から言うと、ちょっと特徴がすごすぎます。唯一無二のサービスを提供しているぶっ飛んだブローカーです。
この記事では、そんなExnessの特徴、メリット・デメリットや、よくある問い合わせについてまとめて紹介しています。
最近耳にして気になっている方、要チェックですよ!!
Exnessとは?

Exness(エクスネス)とは、海外FX業者の聖地、キプロスに本社を置くブローカーで、2008年より運営されています。
日本語対応となってから日が浅いため国内ではまだまだマイナー業者ですが、割と運用歴の長い業者ですね。知られていませんが世界的にはかなり規模の大きなブローカーでもあります。
日本人ユーザー数でいうと海外FX業者の最大手はXMですが、アジア全体でみるとExnessはXMよりも規模の大きいブローカーです。
その証拠として、Exnessはなんとサッカーの名門中の名門チーム、レアルマドリードの公式スポンサーを務めていたほど。(2020年10月現在、スポンサー契約は終了しています。)
正直サッカーに詳しくないという方でも、レアルマドリ―ドくらいは聞いたことがあるでしょう。
そんな超有名なチームのスポンサーになっていたExnessですから、企業としての信頼は非常に厚いということはお分かりいただけるかとおもいます。
Exnessの信頼性・安全性

現在あまり知られていない海外FX業者ということで気になるのはその安全性ですよね。
運営が不透明な海外FX業者は、取引操作・出金拒否がおこるリスクが高いことに加え、顧客の資金持ち逃げ・・・なんて例もあります。
海外FX業者で取引を行う際にはブローカーの所在がはっきりしており、金融ライセンス等をキチンと取得しているものを選ぶのが大前提となります。
もちろんExnessはこの点もばっちりクリアしています。
セーシェルの金融ライセンスを取得済み
まず、Exnessグループはセーシェル、の金融ライセンスを取得しています。
どちらのライセンスも審査自体は厳しいものではありませんが、XMをはじめとした大手と呼ばれる海外FX業者と同じものです。
日本居住者向けのサービスは、セーシェルの法人である「Nymster Limited」が運営しています。
またキプロスとイギリスにあるグループ会社もそれぞれの国の金融ラインセンスを取得しています。
イギリス(FCA)の金融ライセンスはニューヨークの金融ライセンスと同様に世界でも有数の厳格な審査が行われており、審査基準は日本の金融庁の登録よりも厳しいといわれておりますが、Exnessはその審査も通っています。
前述のスポンサーの件もそうですが、グループ全体として信頼性・安全性ともに非常に高いといえるでしょう。(Nymster Limitedが取得しているのはあくまでセーシェル金融庁のライセンスですので、その点はご留意ください。)
Big4の監査を受けている
更に、Exnessは公式HPに会計報告を掲載しています。
なんとExnessの監査法人はデロイト・トウシュ・トーマツです。
EY、KPMG、PwCに並ぶ、いわゆるBig4と呼ばれる監査法人ですね。
日本でもBig4に監査を受ける企業なんて相当な規模な会社ですから、ExnessがSCAM(詐欺業者)である可能性は・・・いうまでもありませんね。
というより、FX業者で大手監査法人の監査を受けているというところは、Exnessくらいなのではないかと思います。
透明性があり、後ろめたいことは何もしていませんよ、という自信の表れでもあると思います。
海外トレーダーがもともと非常に多い業者でもありますので、信頼性のあるブローカーであることは間違いないありません。
ここまできちんとしているのになぜ日本の金融庁ライセンスを取得していないのか、と考える方もいらっしゃるかもしれません。
こちらに関しては日本の金融ライセンスを取得すると最大レバレッジなど様々な規制を受けてしまうから、とのことです。
Exnessは最大レバレッジが無制限であることなどから有名になったブローカーですので、現在の体制をとっていると考えられます。
Exnessの良い点・メリット

レバレッジ=無制限。
Exnessの特徴といえば真っ先にあがるのがこちらになります。
このブローカーの最大レバレッジは無制限です。
正確には最大レバレッジは21億倍となりますが、実質無制限で取引可能、ということになります。
他の海外FX業者でもXMの888倍、GEMFOREXの1000倍など、国内FX業者と比較すると圧倒的なハイレバレッジでの取引環境を提供しているところは存在します。
しかしこれらとはさらに一線を画しているのがこのExness最大の特徴となります。
ただしレバレッジ無制限を開放するためには、
・合計10回の取引
・合計5lotの取引量
これらを達成したのちとなります。
もちろんハイレバレッジであればあるほど逆行すれば即ロスカットとなりますのでリスクは高まりますが、うまく狙い撃ちできれば1撃で資金が数倍になるようなトレードもできる・・・というわけですね。
無制限レバレッジを提供しているブローカーは現在のところExnessしかありません。
私がExnessを唯一無二のブローカーと評価しているのはこれが所以になります。
Exnessのレバレッジ無制限の条件等についてはコチラの記事でも詳しく解説しています↓

口座タイプ、取引銘柄によっては最大レバレッジは変動しますので取引条件については事前に確認し、お間違えの無いようにしてください。
ロスカット水準は0%、ゼロカットももちろん採用
Exnessのロスカット水準は0%です。
他のブローカーの水準は20%程度であることが多いので、こちらも大きな特徴といえるでしょう。他で実施しているのはiFOREXくらいでしょうか。
維持率0%ということは、簡単にいうとゼロカットになるまで含み損に耐えられるということです。
レバレッジ無制限と組み合わせれば、かなりのギャンブルトレードも可能です。
推奨しているわけではありませんが、大きく稼げるチャンスが用意されているのがExnessの大きな特徴といえるでしょう。
スプレッドも十分な狭さ
Exnenssの主要通貨ペアのスプレッドは以下の通りです。(スタンダード口座。単位はpips)
USD/JPY | 1.1 |
---|---|
EUR/USD | 1.0 |
GBP/USD | 1.5 |
GBP/JPY | 2.0 |
どうでしょう?レバレッジ無制限・ロスカット0%のブローカーですが、スプレッド水準も業界平均以上だと思います。
最大手のXMよりも平均的にスプレッドが狭く、低スプレッドで人気のTitanFXにも迫る勢いです。
このスプレッドなら海外FXになれている方であればとくに不自由することもないでしょう。
Exnessのスプレッドについて詳しく知りたい方はコチラ↓

豊富な口座タイプ
Exnessではトレーダーの取引スタイルや資金量などによって、様々な口座タイプを用意しています。
現在日本人が開設できる口座は、
・スタンダード口座
・ロースプレッド口座
・ゼロ口座
・プロ口座
の4種類。
各口座の特徴の概要は以下の表の通りです。
スタンダード | ロースプレッド | ゼロ | プロ | |
---|---|---|---|---|
プラットフォーム | MT4,MT5 | MT4、MT5 | MT4,MT5 | MT4,MT5 |
取引方式 | NDD | NDD | NDD | DD |
最大レバレッジ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
スプレッド | 0.3pips~ | 0.0pips~ | 0.0pips~ | 0.1pips~ |
取引手数料 | 無し | 7ドル/1lot | 7ドル/1lot~ | 無し |
最低入金額 | 1ドル~ | 200ドル~ | 200ドル~ | 200ドル~ |
基本的な性能を持つスタンダード口座、手数料を支払う代わりにスプレッドが狭いECN口座の特徴を持つロースプレッド口座、ゼロ口座、DD方式を採用しているプロ口座があります。
同じ業者の中でバリエーションがあるので、初めての方はまずはスタンダードから始め、より自分にあった口座を開設する、といったことも可能です。
Exnessの口座タイプについては以下の記事で詳しく解説しています。

仮想通貨もかなりの良条件で取引可能
Exnessでは仮想通貨の取引にも対応しています。
そもそも仮想通貨を取り扱っているFX業者はまだまだ少ないですが、ほかの取引所同様、土日も含め年中取引が可能です。
最大レバレッジも200倍固定で取引可能であり、国内と比較すると圧倒的ハイレバレッジで取引が可能です。(国内は規制の関係で最大2倍です)
さらに驚くべきことに、スワップフリーでの取引が可能になっています。
実際にトレードをされたことのある方ならばお分かりだと思いますが、仮想通貨の取引のスワップはめちゃくちゃ高いです。取引所によっては数時間に一回スワップが発生します。
なので長期でポジションを持っているとスワップ負けもしやすく、非常にやりづらいというのが仮想通貨FXの現状でした。
なのでこのExnessのスワップフリーは革命的ですね。他では聞いたことない、唯一無二の特徴になります。
Exnessの仮想通貨取引についてはこちらの記事でさらに詳しく解説していますので参考にしてみてください↓

ゴールド(金・XAU)の取引に有利な取引環境
FXトレーダーの中でも、ボラティリティの高さから仮想通貨と並んで人気が非常に高まっているのがゴールドの取引。
専門のトレーダーが出てきているくらい人気のCFD銘柄ですが、Exnessではゴールドを取り扱っていることはもちろん、
・最大レバレッジ無制限で取引可能
・スワップフリーで取引が可能
・スプレッドはECN、STP口座ともに業界トップレベルの狭スプレッド
などなど、Exnessならではの恩恵を他の通貨ペア商品と同様に受けることができます。
金取引に挑戦したいトレーダーにとって、Exnessは最良の選択肢となるでしょう。

MT4・自動売買にも対応
Exnessは業界スタンダードである取引プラットフォームのMT4・MT5を採用しています。
同じくロスカット水準0%を採用しているiFOREXではMT4が実装されてないので、おなじようなスペックでMT4で取引したいというかたには朗報だと思います。
もちろんMT4に対応していますので、EAを用いた自動売買(システムトレード)も可能となっています。
iFOREXでは行うことのできない自動売買、カスタムインジケータ―を使った取引を同じくロスカット水準0%で実施できるのは大きいですよね。
口座タイプもすべての口座でMT4・MT5に対応しているので、自動売買は例えば短期取引はロースプレッド口座やプロ口座を使うなど、ロジックに合わせた口座を選択することができます。

日本語にも対応
Exnessは日本人顧客を取り込もうと力をいれてプロモーションしていますので、もちろん日本語対応も行っています。
(パッと見公式サイトは英語ですが、言語を日本語にできます)
日本人スタッフも在籍していますので、基本的にはサポートももちろん、口座開設までスムーズに行うことができます。
サポートの方法もサイト内のチャットやスカイプ、メールなど、様々な方法でサポートを受けることができるため、わからないことが出てきても安心です。

bitwallet入出金に対応
以前までExnessでは海外FXで主流となりつつあるbitwalletの入金に対応しておらず、魅力的なサービスがあるにもかかわらず手が出しづらいブローカーでした。
しかし、2020年5月についにbitwalletでの入出金に対応しました!
これでスムーズな入出金が可能となり、ますます魅力的な海外FX業者となりました。
参考までに、現在対応している入出金方法を以下に挙げておきます。
・クレジットカード
・STICPAY
・ビットコイン
・USDT(テザー)
・Perfectmoney
・Webmoney
・bitwallet
コチラの記事では対応している入出金方法について詳しく解説しています↓

Exnessの良くない点・デメリット
ボーナスを実施していない
Exnessでは基本的に他の海外FX業者で実施しているような口座開設キャンペーンや入金キャンペーンは実施していません。
取引環境やサービスに力を入れているため、ということのようです。
ボーナスを目当てに海外FXを選んでいる、という方も少なからずいらっしゃるので、そういう方にとっては痛手かもしれませんね。
とは言えども、もともとの最大レバレッジの高さを考えれば、ボーナスがなくても十分なロットで取引が可能といえるでしょう。

資金管理は信託保全ではない
Exnessの顧客資金管理の方法は分別管理です。
XMやTitanFXなどの大手海外FX業者を含め、多くの海外FX業者がこの分別管理を実施しています。
信託保全ではないので、万が一倒産してしまった場合、資金がすべて手元に戻ってくる保証はありません。
ただし、先述の通りExnessはすでに海外では成功しているブローカーですし、実績も信頼性もあります。
事実として可能性はありますが、過剰に心配する必要はないでしょう。
よくある問い合わせ
Exnessでデモ口座の利用は可能?
Exnessは上に書いたようにレバレッジ無制限や仮想通貨取引が可能である他、口座ごとに特徴がはっきりとしています。
いきなり本番でトレードをするより前にデモ口座で把握しておきたい、という方も少なくないでしょう。
そんな方のために、Exnessではもちろんデモ口座も提供しています。
デモ口座の開設方法については以下の記事で紹介しています↓

Exnessで取引できる銘柄はどのくらいある?
Exnessでは、ドル円やユーロドルをはじめとしたメジャー通貨ペアはもちろんのこと、金やパラジウムといった貴金属、エネルギー、株価指数など全8カテゴリー、170銘柄をトレードすることが可能です。
一般的な通貨ペアなどはもちろん、Netflixをはじめとした株式の個別銘柄や、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨の取引が可能なのは特徴的です。
以下の記事では取引可能な銘柄と主要銘柄のスプレッドについてまとめていますので確認してみてください。

ストップレベルは設定されている?
Exnessでは、通貨ペアごとにあらかじめストップレベルが定められています。
この値より狭い値幅では指値・逆指値の注文を通すことができない点に注意してください。
Exnessの主要通貨ペアのストップレベルについては以下の記事でまとめています↓

禁止事項はある?
Exnessでは、禁止事項に関する記載が公式サイトに存在しませんが、
サポートへの取材の結果、レートエラーを利用した取引や遅延を利用した悪質な取引を除き、スキャルピングやアービトラージ、両建て取引など、他社では禁止されている行為についても制限がないということがわかりました。
Exnessでは幅広い取引戦略を実践できる環境が整っている、ということですね。

まとめ
Exnessの特徴に改めてまとめると、
・最大レバレッジは無制限
・ロスカット水準0%
・スプレッドも業界平均以上の狭さ
・MT4に対応
・トーマツ監査の信頼性
と魅力がぎっしりつまったブローカーであることがわかります。
以上のことから、
・とにかくハイレバレッジで取引をしたい!
・新しくメインで運用できる口座を開設したい
・信頼のある海外FX業者でトレードしたい
こんな方にはぴったりの海外FX業者だと思います。
日本ではまだまだ知られていないブローカーですが、今後間違いなく流行るブローカーでしょう。
トレンドを先取りして、このレバレッジ無制限のExnessの魅力をいちはやく体感してみませんか??