今回は、海外FXでメジャーな取引プラットフォームであるMT4でストップレベルを確認する方法を紹介します。
ストップレベル(フリーズレベル)とは、指値注文、逆指値注文を出す際に、指値幅を制限する値のことを言います。
例えばストップレベルが5pipsであれば指値、逆指値注文は現在の価格から5pips以上離れてないといけません。(ストップレベルより小さい値幅の注文はエラーとなります。)
ストップレベルですが、実はFX業者ごと、さらに口座の種類ごと、通貨ごとにより、それぞれ異なるストップレベル値が設定されています。
なので細かい値幅を狙ってトレードされるような方であれば、ストップレベルの広い業者や口座は不利になる、ということになります。
開設した口座が自分の許容範囲内であるか確認することは非常に大事だと思います。
知らなかったという方は目を通してみてくださいね。
MT4でストップレベルを確認する方法
ここからは実際にMT4でストップレベルを確認する方法を見ていきます。
まずはストップレベルを調べたいブローカーのMT4を開き、口座にログインします。
ログインしたら、画面左にある「気配値」からストップレベルを調べたい通貨ペアを右クリックします。

右クリックすると画像のような画面が出てきますので、「仕様」をクリックします。

クリックして開いた画面の印部分に通貨ペアのストップレベルが表示されています。

値は0.1pips単位となっているので、例えばストップレベルが1pipsであれば表示されている値は10になります。
画像のストップレベルは0となっていまので、つまりストップレベルがないということになります。良心的ですね。
各社のストップレベルまとめ
ここまでストップレベルの調べ方を紹介しましたが、参考までに海外FX業者各社の主要口座のストップレベルをまとめてみました。
めんどくさいという方はこちらで確認してみてください。(データはドル円のストップレベルになります。)
XMスタンダード口座 | 4.0pips |
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GEMFOREX オールインワン口座 | 2.0pips |
Bigboss スタンダード口座 | 1.0pips |
HotForex プレミアム口座 | 3.0pips |
LAND-FX LPボーナス口座 | 4.0pips |
こうしてみると同じ通貨ペアでも結構ストップレベルに差があることがわかりますね。
ボラが大きい通貨ペアではこれよりさらにストップレベルがあがっているので、細かい値幅でスキャルピングをするようなトレーダーはストップレベルが高いブローカーはやめておいた方がよいでしょう。
ストップレベル0の業者もある
このストップレベルですが、0の業者も存在します。
例えばTitanFX、AXIORY、のようなブローカーです。取引環境に力を入れている業者はこのような傾向があります。
これならばいくら狭い値幅の指値もOKなので、スキャルパーでも快適にトレードができるでしょう。
その分、こういったブローカーはボーナスを提供していない場合が多いので、そこだけ注意ですね。
取引スタイルによってはストップレベルが関係ない場合もあるので、そこは自身でメリット・デメリットを判断して自分にあった業者選びをしましょう。
まとめ
MT4でのストップレベルの調べ方と各社のストップレベルをまとめてみました。
取引スタイルによってはかなり大事な要素なのですが、ある程度FXになれた方でも意外と知らなかったという方も多いです。
ご覧の通りブローカーによってかなり値が異なるので、特にスキャルパーの方は口座開設をする際はレバレッジやボーナス内容だけでなく、このストップレベルも気にしてみてください。
