
今回は、海外FX業者であるFXGT(エフエックスジーティー)について、専業トレーダーである筆者がとことん解説していきます。
いわゆる新興ブローカーと呼ばれる部類の業者となりますが、運営開始後から爆発的な人気を誇っている海外FX業者の1つです。
日本人ユーザーも数多く利用しており、最近だとSNSで有名なトレーダーも利用していることから人気がうかがえます。
また新興ブローカーながら、安全面についても好感が持てる数少ないブローカーの1つです。
この記事ではFXGTのメリット・デメリット・安全性やよくある質問まで網羅して解説していますので、興味がある方はぜひ本記事をチェックし、取引にチャレンジしてみてください。
FXGTの安全性について

FXGT(エフエックスジーティー)は、2019年12月に運営が開始された、セーシェルに本社を置く新興の海外FX業者です。
運営会社は360 Degrees Markets Ltdという会社で、仮想通貨専門の取引所である「CryptoGT」と同じ運営元。
新興ブローカーということで、利用にあたっては躊躇のある方も少なくないでしょう。
まず初めにFXGTの安全性について紹介します。
セーシェルの金融ライセンスを取得している
FXGTを運営する「360 Degrees Markets Ltd」は、セーシェルFSAからSecurities Dealer(証券会社)として金融ライセンスを取得しています。
セーシェルの金融ライセンス自体、ロンドンなどの格式ある金融ライセンスと比較するとそこまで審査が厳格なものではありませんが、大手海外FX業者であるXMTradingやHotForexもセーシェルの金融ライセンスを取得し運営しています。
もちろん海外FX業者であるため日本の金融庁には無登録となりますが、金融ライセンスを持っている会社が運営しているため、資金を調達して計画倒産するような悪徳ブローカーではないということは確かでしょう。
顧客資金は分別管理されている
顧客の資金とFXGTの資金は、分別管理といって、明確に口座が分かれているため、FXGTの運営資金に充てるようなことはありません。
また、FXGTは最大で1億ユーロまでの賠償責任保険に加入しているため、会社に万が一があった場合でも顧客資金についてはしっかりと対応してくれる可能性が高いです。
ただし、ほかのほとんどの海外FX業者と同様、FXGTには国内FX業者のような信託保全制度はありません。
とはいえやはり1億ユーロの保障があれば、顧客・第三者による不作為・過失・詐欺といった不正による金銭的損害にも対応できると考えられます。
FXGTのメリット
FXGTが新興ブローカーながらここまで日本人ユーザーに愛されているのには理由があります。
ここではFXGTが誇る強みを1つずつ紹介します。
最大レバレッジ1,000倍。もちろんゼロカット+NDD
FXGTの魅力の1つとして他の海外FX業者を含めてもトップレベルのハイレバレッジトレードが可能な点です。
具体的には、海外FX業者一番人気のXMの888倍よりも多く、ハイレバレッジトレードで人気のGEMFOREXと同等のレバレッジということになります。
国内FXの最大25倍と比較するとなんと50分の1の賞金で取引が可能であるため、資金効率で言えば国内を圧倒的に凌駕しています。
また、もちろん海外FX業者でおなじみのゼロカットシステムを採用。
もしハイレバトレードで口座残高がマイナスになってしまったとしても、国内FXのように追証が発生することはなく、マイナス分はFXGTが保障してくれます。
最大損失は口座に入れた金額までとなりますので、リスクを限定してトレードを楽しむことが可能です。
最大レバレッジ1,000倍であることと組み合わせれば、小資金トレーダーでも大きく稼げる可能性は十分考えられます。
また、注文の方式についても他の海外FX業者と同じくNDD方式を採用しています。
トレーダーとFXGTとの間で利益相反が発生しない(トレーダーの利益=FXGTの損失)とならない仕組みになっているので、DD方式を採用している国内FXより透明性の高い環境で取引が可能です。
以前までFXGTのロスカット水準は証拠金維持率50%以下でしたが、現在は20%となっており、業界水準並みになりましたので、より快適にトレードが可能となりました。
仮想通貨取引が可能
FXGTの魅力の1つとして、為替のほかに仮想通貨も取引できるという点が挙げられます。
2021年現在、仮想通貨取引も可能な海外Fx業者は少しずつ出てきましたが、まだまだ取引可能銘柄数やレバレッジの面で快適とはいえないブローカーがほとんどです。
FXGTは仮想通貨取引が可能なハイブリッド取引所の先駆けとなっており、30種類の仮想通貨取引が可能です。
レバレッジも最大で500倍でトレードできるので、ボラティリティの高い仮想通貨を利用しかなりスリリングなトレードできてしまいます。
通貨ペアの取引もしながら仮想通貨も一緒にトレードしてみたい・・というトレーダーにはおすすめです。
取引銘柄によって最大レバレッジが制限されるケースがありますので、実際にトレードする際には十分ご注意ください。
4種の口座を提供
現在FXGTでは4種類の口座タイプを提供しています。
スタンダード口座 | セント口座 | ミニ口座 | ECN口座 | |
---|---|---|---|---|
注文方式 | STP | STP | STP | ECN |
口座通貨 | USD,EUR,JPY,仮想通貨 | USD,EUR | USD,EUR,JPY,仮想通貨 | USD,EUR,JPY,仮想通貨 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
取引単位 | 1lot=100,000通貨 | 1lot=1,000通貨 | 1lot=10,000通貨 | 1lot=100,000通貨 |
最小ロット数 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
最大ロット数 | 100 | 500 | 200 | 200 |
最大ポジション数 | 100 | 150 | 150 | 100 |
ロスカットレベル | 20% | 20% | 20% | 40% |
スプレッド | 0.05pips~ | 19pips~ | 10pips~ | 0.0pips~ |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 往復10ドル |
ボーナス利用 | 可 | 可 | 可 | 不可 |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 250ドル |
標準的な性能をもつスタンダード口座、最小で1,000通貨から取引が可能なセント口座、セント口座より取引銘柄の多いミニ口座、ECN方式を採用し超狭スプレッドで取引が可能なECN口座の4種類。
小資金でトレードしたい、より低スプレッドな環境でスキャルピングをしたい・・・など、トレーダーの需要に合わせ幅広く対応しているブローカーとなっています。
最大レバレッジは4口座共通で1,000倍であるのがうれしいポイントですね。
追加で口座開設も可能となっていますので、まずはセント口座で小資金で試してからスタンダード口座へ、といったこともできます。

豪華なボーナスを提供
FXGTは豪華なボーナスが最も大きな特徴のブローカーといえるでしょう。
ボーナスについては期間限定のものが多いですが、内容としては入金ボーナス、口座開設ボーナスが主なものとなっており、多少の差はあれど基本的にはどのタイミングで開設・入金してもお得にトレードを始めることができます。
過去にFXGTで提供しているたボーナスの一例としては、
・120%初回入金ボーナス
・50%入金ボーナス
・口座開設ボーナス(5,000円)
などなど。
ボーナスの内容については月によって異なります。
当ブログでは最新の情報を常に公開していきますので、是非チェックしてみてくださいね。

入金、出金にbitwalletが利用可能
FXGTの入出金方法は4種類。
・仮想通貨
・クレジットカード
・銀行送金
・bitwallet
便利な点としては、bitwalletが利用できる点でしょう。
bitwalletを利用すれば、通常の海外銀行送金と比較すると手数料をぐっと圧縮することができます。
bitwalletは対応している海外GX業者も増えてきており、しばらくは送金手段のスタンダードとなりますので、FXGTを利用する際は一緒に開設しておくことをお勧めします。
https://zakzak-fx.com/fxg-deposit/
サポートは年中無休体制・日本語対応
FXGTはサポートを年中無休で承っています。
平日の営業時間のみ、というFX業者が圧倒的に多い中で地味にすごいことですよね。
FXFGTが他の業者と差別化を図るために頑張っている点で、私が信頼を置いている要因の1つです。
問い合わせの手段もメール・チャット・チケットなど緊急度や内容によって使い分けることができます。
急ぎの場合はオペレーターが即対応してくれるチャットがおすすめです。
日本人スタッフも在籍しているので、もちろん日本語にも対応しています。
チャットのみ、対応時間は9-23時までの間となっています。
この時間以外で問い合わせる場合は他の手段を検討しましょう。
FXGTのデメリット
上で紹介したように魅力的なFXGTですが、何もかも完璧なブローカーは存在しません。
利用していて、利用するトレーダーによってはデメリットとなりうる部分をいくつか挙げていきます。
MT4が使えない
FXGTでは、ほかの海外FX業者ではスタンダードとなっている取引プラットフォームであるMT4の利用ができません。
その代わりFXGTではMT5を導入しています。
MT5はMT4と同じ開発元のメタクウォーツ社がMT4の後継として開発したプラットフォームであるため、基本的にスペックはMT4の上位互換となっています。
そのためほとんどの方にとって大きく影響はなく、むしろメリットとなる点が多いのですが、例えばMT4でEA(エキスパートアドバイザー)を利用しているトレーダーの場合、ファイルがMT5に対応していないケースがほとんどです。
MT4で自動売買をしているトレーダーにとっては、このあたりが問題となる可能性があります。
スプレッドが特別狭いわけではない
FXGTの各銘柄のスプレッドはTitanFXやAXORYなど、いわゆる低スプレッドの海外FX業者と比較すると少し広いかなというのが正直なところです。
そのためECN口座を除くと、TitanFXなどの低スプレッド業者と比較するとスキャルピングの成績に影響が出ることが考えられます。
FXGTを利用する際には、ボーナスを利用したスイング・デイトレードの戦略が最も実力を発揮してくれるでしょう。
レバレッジ制限が存在する
FXGTで取引をする上で気を付けたいポイントとして、ポジションのボリュームによって最大レバレッジが制限される点が挙げられます。
すべての口座の最大レバレッジは1,000倍ですが、ポジションの取引ボリュームが300,000ドルを超えると最大レバレッジは500倍に制限され、以降取引ボリュームが増えるごとにレバレッジは徐々に制限されていきます。
取引ボリュームと最大レバレッジの関係は以下の通り。
小資金で始めるトレーダーの多いFXGTですが、もともとボーナスを利用しハイレバレッジで取引することが多いブローカーです。
うまく証拠金が増えてくるとレバレッジ制限がかかってくるようになる可能性もあるので、その点はしっかり把握しておきましょう。
まとめ
FXGTは新興ブローカーながら安全性も高いうえ、豪華なボーナスと仮想通貨取引、そしてなにより最大1,000倍のハイレバレッジが魅力の海外FX業者となっています。
以上のことから、
・小資金からFXで大きく稼いでみたい
・とにかくボーナス利用してトレードしたい
・為替だけでなく仮想通貨取引もしたい
こんなトレーダーには特におすすめとなっています。
少額からでもトライできるので、興味のある方は是非取引をスタートさせてみてください!
