
今回は、海外FX業者であるTitanFX(タイタンFX)ついて専業トレーダーである私がとことんレビューしていきます。
XMやGEMFOREXに負けないくらい勢いのあるブローカーで、私もバリバリ利用している海外FX業者です。
結論から言うとFX初心者から上級者まで、自信をもっておすすめしている海外FX業者です。
私の気に入っている面も含め、その特徴と魅力についてご紹介します!
TitanFXとは

TitanFXはバヌアツに本社を置くブローカーで2014年に設立されています。
設立から考えると、7年ほどの運営歴です。
新興ブローカが乱立される海外のFX業者の中では、中堅どころの業者と言えるでしょう。
すでに日本からは撤退してしまったPepperStoneというブローカーの上層部の人間が日本人顧客をターゲットとして立ち上げたという経緯があることから、日本人ユーザーが多いという特徴的な海外FX業者です。
TitanFXの良い点・メリット
すでにTitanを知っている方からしたら少し「地味」なイメージがあるかもしれないですが、このブローカーにはメイン口座として使いたくなる魅力がいくつもありますので、そこを余すところなく紹介していきます。
用途に合わせた2種類の口座タイプを用意
TitanFXではトレーダーの需要に合わせ、
・スタンダード口座
・ブレード口座
の2種類の口座タイプが用意されています。
それぞれの口座の特徴の概要を表にしてみました。
スタンダード口座 | ブレード口座 | |
---|---|---|
注文方式 | STP | ECN |
取引手数料 | なし | 往復7ドル/lot |
スプレッド | 1.2pips~ | 0.2pips~ |
結論から言うと、スタンダード口座とブレード口座では注文方式が異なります。
スタンダード口座は一般的な性能を持つ口座であり、いわゆるSTP口座となります。
ブレード口座は、いわゆるECN口座となり、取引の度に一定の手数料を支払う代わりにスプレッドを非常に狭く設定している口座です。
スプレッドは特に値幅の狭いトレードを行うスキャルピングや、自動売買では有利に働くことが多く、実際にこれらのスタイルを得意とするトレーダーはブレード口座を選択することが多いようです。
両口座の詳しい特徴については以下の記事で紹介していますので、興味のある方は目を通してみてください。

業界最狭レベルの低スプレッド
TitanFXの最も大きな特徴ともいえるのがこの圧倒的低スプレッド。
上でも述べた通り、TitanFXではスタンダード口座とECN口座であるブレード口座がありますが、このどちらにおいてもスプレッドは他と比べても狭いです。少なくともNDD業者の中でここまで狭いスプレッドを実現している海外FX業者は少なく、業界トップレベルといえる水準です。
TitanFXの主要通貨ペアの平均スプレッドを表にしてみました。(単位はpips)
スタンダード口座 | ブレード口座 | |
---|---|---|
USD/JPY | 1.33 | 0.33 |
EUR/USD | 1.2 | 0.2 |
GBP/USD | 1.57 | 0.57 |
GBP/JPY | 2.45 | 1.45 |
CAD/USD | 1.55 | 0.55 |
こちらはスプレッドの広がる時間も含めた平均スプレッドになるので、いわゆるニューヨークタイムとよばれる時間帯などではこれよりも狭いことが多いです。
ブレード口座ではなんとスプレッドが0.0pipsになることもあります。
スキャルピングを行うトレーダーやEAを用いてトレードする方はスプレッドの広さによって勝敗をかなり左右しますので、TitanFXの低スプレッドはかなりおすすめですよ!
ブレード口座の場合は1lot=700円の手数料が引かれますので注意してください。
ちなみに、他社海外FX業者とスプレッドを比較してみました。
口座はスタンダード口座を基準にしています。(単位はpips)
TitanFX | GEMFOREX | XM | |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.33 | 1.4 | 1.6 |
EUR/USD | 1.2 | 1.4 | 1.6 |
GBP/USD | 1.57 | 2.2 | 2.3 |
GBP/JPY | 2.45 | 1.9 | 3.0 |
唯一GBP/JPYはGEMFOREXの方が低いですが、実はこれ、GEMの方は最低スプレッドなんですよね。
TitanFXは平均でこれですので、もちろん1.9pips程度の時もあります。
こう見ると結構スプレッドに違いがあることがわかりますよね?FXに慣れてくるほどこの違いは大きく感じると思います。
TitanFXのスプレッドについては以下の記事でも詳しく解説しています。

超サクサクの高速約定力
Titanのもう一つの魅力は優れた約定力といえます。
提供されてる「ZERO POINT Technology」によって他のブローカーの追随を許さない超サクサクの約定力を誇ってるのです。
指標発表時や大きなニュースの時に大きく値が動いたりすると約定拒否されてしまうブローカーは多々ありますが、TitanFXでは経験的に拒否されたことはありません。
指標を狙ったトレーダーには朗報ですね。(指標トレードはブローカーに嫌われやすいので・・)
ただし、指標のみを狙った両建てのトレードなどは規約違反であり。悪質と判断された場合利益の取り消しや口座凍結といった処分の対象となりますのでご注意ください。
完全NDD方式で透明性抜群
TitanFXは完全NDD方式を採用しているブローカーなので、透明性が抜群で取引制限がありません。
NDD方式とはノーディーリングディスク方式の略で、注文にディーラーを通さずにそのまま注文をながす方式のことです。
いわゆる「ノミ」行為を一切しないということです。(ちなみに国内業者は呑みます)
顧客とブローカ-で利益相反が起こらないためクリーンな環境でトレードが可能になります。
スプレッドや手数料収入のみを収入源にしているため、顧客にトレードをたくさんして儲けるほど業者も収入が上がる仕組みになっているということです。
この環境であるがこそ、Titanでは高速スキャルピング、EAトレードなどどんなトレードであっても制限がありません。
これが地味といわれつつも多くの顧客に愛されている理由なのです。
最大レバレッジ500倍・追証なし
TitanFXの最大レバレッジは500倍です。
大手のXMやGEMFOREXに比べると少し見劣りしますが、それでも国内と比較すればその差は圧倒的です。
一部の人を除いては500倍あれば十分すぎるほどでしょう(笑)
ちなみに、XMでは口座資金が一定を超えるとレバレッジが200倍まで制限されてしまいますが、TitanFXでは資金による制限はなく、500倍のままです。
資金のある大口トレーダーからすると、レバレッジにおいてもXMより魅力的なブローカーであるということになりますね。
もちろん、海外FXの特徴であるゼロカットシステムを採用していますので、入金額以上の損失が出ても借金になることはなく、TitanFXが損失を補てんしてくれます。
豊富な取り扱い銘柄
TitanFXでは、2021年現在、70を超えるFX通貨ペア、エネルギー4種類、貴金属7種類、CFD21種類を取り扱っており、メジャーなものから聞いたこともないようなマイナー銘柄まで、多種多様な商品を取引することができます。
ボラが大きなことで有名なゴールドやパラジウムも最近ではトレーダーの人気が高まっていますが、こちらもばっちり取引できますし、同様にボラの大きなブレンド原油や天然ガスも網羅しています。
いろんな取引銘柄に挑戦できるのもTitanFXの強みといえるでしょう。
以下の記事ではTitanFXで取り扱っている全銘柄とそのスプレッドについてわかりやすくまとめていますので是非参考してみてください。

bitwalletの入出金に完全対応!
海外FXでストレスとなりがちなのが入出金。
着金も遅く、高い送金手数料がかかってしまいます。
TitanFXでは4つの入出金に対応していて、
・クレジットカード
・海外銀行送金
・STICPAY
・bitwallet
中でもbitwallet(ビットウォレット)での入出金に対応してますので便利です。
クレジットでの入出金の即時反映なので便利なんですが、入金額以上の出金=利益の出金にはクレジットは使えませんので、bitwalletがおすすめです。
出金、入金が海外送金と比べてスムーズ(1~2営業日)、手数料も無料なのでTitanFXでの稼働をお考えの方は登録しておくとよいですよ。

日本語サポートも充実
日本人顧客をターゲットとして展開しているだけあって、日本語サポートも非常に手厚いです。
さすがにXMのような24時間体制のライブチャットとまではいきませんが、平日の午前8時~午後9時までメール・チャットでサポートしています。
私も何度か問い合わせたことがありますが、メールだと翌営業日位には回答をいただいています。
こんな顧客に起きたトラブルに即座に対応してくれるのも私がTitanを選んでいる理由でもあります。やはり何かあったときに安心して聞くことができるというのは大きいですよね。
TitanFXの弱点・デメリット
ボーナスは一切なし
Titanが他のブローカーと違うところは、口座開設、入金含め、ボーナスの付与が一切ないというところでしょう。
こういったボーナス分をすべてスプレッドや約定力など、顧客の取引環境のために費やしているとのことですので、仕方ないでしょうね。
実際、このようなボーナスがなくてもTitanを使っているトレーダーは本当に多いですからね。
まあ、ただ初心者の方や他の海外FXを使ってきた方からすると少し物足りない、というような気がするのも頷けます。地味といわれる所以なのかもしれません。
運用歴が短い&バヌアツの金融ライセンス
Titanは冒頭にも紹介した通り、2014年に設立されたばかりのブローカーなので、老舗とはいえない、というのが正直なところです。
pepperstoneが背景にあるとはいえ、10年以上運営を続けている海外FX業者と比較すれば信頼性という意味では発展途上と言わざるを得ませんね。
加えていうと、現在TitanFXはバヌアツ共和国の金融ライセンスを取得していますが、
バヌアツ共和国の金融ライセンス事態はそこまで審査が厳しいというわけではないので、ライセンスがあるからといって信頼性が抜群である・・・とはちょっといいがたい状況です。
XMのセーシェル金融ライセンスもそうですが、信託保全等の条件がバヌアツ共和国の金融ライセンスにはありません。
よくあるお問い合わせ
デモ口座は利用可能?
TitanFXでは、リアル口座を稼働する前に口座の性能をデモ口座で試すことが可能です。
デモ口座は公式サイトからアクセスし、簡単に作成することができますので、口座の性能の良さを気軽に試すことができます。
デモ口座の有効期間は1ヶ月であり、それを過ぎると口座は使えなくなってしまいますが、リアル口座を開設している方に限り、サポートへ連絡すればデモ口座を無期限化することが可能です。
TitanFXのデモ口座作成、期限の無期限化については以下の記事で紹介しています↓

口座凍結、出金拒否等の発生リスクは?
海外FX業者についてまわるのが口座凍結や出金拒否等のリスクです。
TitanFXでは、通常の稼働ではこのようなことは発生しませんが、規約に違反したトレードや、悪質と判断される行為が確認されると、このような処罰の対象となる場合があります。
一例でいうと、
・アービトラージ
・レートエラーを利用したトレード
・接続遅延を利用したトレード
・ゼロカットを利用したトレード
これらのトレードは規約違反となります。
他の海外FX業者でもこれらの行為は同様に禁止されています。
違反をすると結果的に自身に不利益を被ってしまうことになるので、これらの行為はやめましょう。
参考記事: TitanFX(タイタンエフエックス)の禁止行為とは??口座凍結・出金拒否を避けるためには
まとめ
人気の海外FX業者のTitanFXの特徴についてもう一度まとめると、
・業界最狭レベルのスプレッド
・超サクサクの約定力
・最大500倍レバレッジ、追証なし
こんな感じです。
ボーナスがない分取引環境に特化したブローカーなので、
・資金が比較的あるトレーダー
・EAをがっつり使いたいトレーダー
・高速スキャルピングがメイン手法のトレーダー
こういった方には非常におすすめできるブローカーです。
興味のある方は数分で口座開設できるので、是非のぞいてみてください。
